4月19日(土)一週間を振り返るニュース10本
トランプ氏への言及をしない週はないほど話題の中心にいますが、今週のトップニュースは都内ホテルのカルテル疑惑。
「東京のホテル高い」は多くの人が実感していたところだと思いますしニュースでは賃金の上昇が要因と言われていましたが実態は違った可能性があります。
なぜ談合がいけないのか。を実感できる具体的な事例だなと感じています。
それでは今週を振り返るニュースたちです。
7️⃣一週間を振り返るニュース10本
《記事のジャンル》
💵経済🏛️政治🌎国際🗾国内
今どの国のどの品目に何%の関税がかかっているのかが分からない&すぐに変わるため経営上のリスクになっています。せめて数ヶ月先は見通せる状態にしておきたいものですがそれができない状況。すぐに表に出てくるものではありませんが先行き不透明で投資をしぶっている会社は結構あるともいます。
アメリカ産の天然ガスは「シェールガス」と呼ばれるものですが採掘時の環境負荷が大きく規制が行われていました。それをトランプ大統領が「掘って掘って掘りまくれ」と号令をかけたことですぐにでも採掘が始まるかと思われていましたが実質的な供給は少し時間がかかるようです。
時間外労働に罰則付きの規定が設けられたことで物流業界に影響が出るのではないかと昨年さんざん騒がれた「2024年問題」がこの4月で導入の開始より1年が過ぎたことを受けてのチェック的な記事。やっぱり影響はあるようですね。業界の再編が進みそうです。
介護保険制度が始まったのが2000年。導入されてまだ25年でありかなり最近のものなんですよね。それまで介護は「家庭で行う」ことが当たり前とされていました。保育もそうですがいわゆるケア労働と呼ばれるものは負担が大きい割には軽視されがちな印象があります。待遇をいかに改善していくかは大きな、そして喫緊の課題です。
これ日本のケース。後でアメリカのケースが出てきますが世界的にビッグテックと呼ばれる超巨大IT系企業を規制する動きが加速しています。日本はヤフー社への広告での圧力、スマホ検索のデフォルトがGoogleになっている、アプリ内での課金、の3点について公正取引委員会が調べています。「検索」が違反認定されたことでGoogleがどう対応するか注目です。
EUはアメリカへの信頼をかなり失っているようで「アメリカに頼らない」体制の構築を急いでいます。軍事面でもその傾向は見えていますが今回は経済面。まさかアメリカが脱退したTPPがこんな形でワークし始めそうになるとは思ってもみませんでした。とはいえアメリカが孤立しすぎるのもよくないと思うので難しいところ。
年金問題ってみなさんが思ってる以上に待ったなしの状態。基礎年金と呼ばれるいわゆる国民年金は最大受給できても約7万円(たしか)。これじゃ生きられない。そこに厚生年金からちょっとまわそうってだけの話なんですけど選挙前の反発を恐れて触れられなくなっています。これは国民側も理解して歩み寄らないといけない問題。
相互関税の「上乗せ」分を巡ってのアメリカとの交渉。日本は一番手。まさかのトランプ大統領も交渉の場に登場するという日本側からすれば想定外のできごとが起こりました。有利に進めるためなのか焦りの裏返しなのか。日本側がどこまで譲歩してどこを守るのか、非常に注目される交渉となります。
東京のホテル高いなと思ってたらホテル同士で口裏を合わせてました。というニュース。「価格を釣り上げていた」と言えるかは微妙なのですが公取委がホテル業界にイエローカードを出しています。大手15社が取り上げられていますが中小中堅ホテルも同じような集まりがあるらしく業界全体の問題となっています。
こちらはアメリカの事例。いくつかポイントはあるのですが広告費の価格が決まる過程やその手数料が不透明であることが問題視されています。広告事業やChrome事業の売却等も求められており、広告市場がガラッと変わる可能性があります。かなり影響力の大きい判決。
👀注目
これめちゃくちゃおもしろい記事だったのでぜひ。
気候変動がコーヒー豆の生産に影響を与えています。今日、アメリカのワインも洪水で生産量落としているって話を見ました。気候変動対策も待ったなしの状況です。
📰1週間の一面
✉️追伸
来週は月曜が休刊日なのでお休みです。
GWが近づいてきていますね。
体調には十分気をつけて良い週末をお過ごしください。
それではまた火曜日にお会いしましょう。
すでに登録済みの方は こちら