4月18日(金)ガス火力、30年に1.2倍 三菱重工はタービン増産

石炭からシフト、水素は後退
ニブイチ 2025.04.18
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📰今日のニュース

今日はガス火力発電の増加について。

💹マーケット

☝️一面のワケ

気候変動対策が迫られる中、ガス火力発電が「暫定的な脱炭素ソリューション」として需要が拡大している。

📚目次

  • ガス火力発電が増加する理由

  • 脱炭素の今後の動き

  • 気候変動対策と経済成長

🪅ポイント

  • 気候変動対策においての不運だったのはインフレとトランプ氏の再登板

  • そんな中天然ガスは「比較的クリーン」な発電方法として重宝されている

  • 今後、脱炭素は欧州が中核を担っていくことに

🎹イントロ

温室効果ガス対策はいまだに世界の潮流でありその方向性は変化しませんが、その勢いに陰りが見え始めています。

要素は2つあり1つは物価高、そしてもう1つはトランプ大統領の誕生です。

世界はコロナ禍以前、大規模な洋上風力発電の開発計画を立てていましたが新型コロナウイルスにより物流が混乱しさらにその後の物価高によって計画が狂います。

当初予定よりも建設費等が高騰したことにより事業の採算が合わないとして撤退する事例が増えてきています。

もう1つがトランプ氏の再登板。

シェールガスやシェールオイルを掘って掘って掘りまくれと発言しており、温暖化対策を軽視するする姿勢が見られます。

そんな中、「折衷案」的に勢力を強めているのが天然ガスを利用したガス火力発電。

なぜ重宝されるのか、また今後世界は温暖化にどのように立ち向かっていくのかをお伝えします。

🔥ガス火力発電が増加する理由

ガス火力発電が気候変動対策が求められる中でも増加しているのは使い勝手の良さにあります。

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