4月15日(火)初任給30万円以上130社 今春倍増
📰今日のニュース
今日は人材獲得競争を念頭に置いた新卒初任給の伸びについて。
💹マーケット

☝️一面のワケ
少子高齢化に伴う生産年齢人口の急減と労働需給のミスマッチが深刻化する中、企業が人材確保のために初任給引き上げを加速させている。
📚目次
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日本の人手不足
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若者は職選びで何を重視するのか
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企業の生き残り戦略
🪅ポイント
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日本は生産年齢人口が減少しいわゆる「人手不足」に陥っている
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企業としては人材の確保が経営上の最重要課題のひとつとなっている
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初任給は人材確保において効果的ではあるがそれだけで選んでいるわけではない
🎹イントロ
初任給の伸びが大きな社会的インパクトを持って報道されています。
これまで「伸びない」と言われていた賃金が新卒の初任給については上がるのかって話になりますがそれは一旦置いておきます。
私個人として注目したいのは就職氷河期世代の動向。
当たり前のように就職できた時代であれば、いわゆる就職氷河期世代が現在管理職についています。
ただし、当時採用を極端に絞り込んだため各企業とも人材は手薄。
自分の仕事はある、けれどもメンバーのマネジメントもしないといけず手が回らないという管理職は多いんじゃないかと思います。
そしてこの世代の人達は賃金が伸びにくく、企業は人材確保と称して新卒や中途などに高いお金を支払ったりするわけです。
きちんと見ておかないと足元すくわれるよとは思ったりしますが、まずは人材不足について、さらに若者の就職意向を見ていきたいと思います。
🗾日本の人手不足
日本で人手不足が深刻化している主な理由は、少子高齢化の加速にあります。