5月14日(水)台湾総統「非レッド・サプライチェーン、民主主義陣営と構築」
📰今日のニュース
今日は就任一年を前に単独インタビューに応じた台湾総統の頼清徳氏について。
💹マーケット

☝️一面のワケ
台湾をハブとした調達網の構築を提唱することで日本企業の戦略にも影響が出る(のと単純に独占インタビューだから)。
📚目次
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台湾の戦略とメッセージ
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レッドサプライチェーンとは
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求められている日本の関与
🪅ポイント
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総統選が行われたのが昨年1月、5月に就任しもうすぐ丸1年を迎える
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トランプ大統領の再任で不確実性が増す中、対中戦略の一環として「非レッドサプライチェーン」を掲げる
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日本にとっても中国以外の供給網構築は課題で両者の思いは合致する
🎹イントロ
2024年1月に行われた台湾総統選挙。
頼氏は前任の民進党・蔡英文氏の方針を引き継ぎ対中国への強硬路線を維持を主張。
中国と距離の近い国民党・侯友宜を破り、当選を果たしました。
ただ、同日に行われた立法委員選挙では国民党が第1党となり台湾市民のバランス感覚を示していたことが記憶に新しいですよね。
就任は5月20日だったため、就任1年を前に単独インタビューに答えた形です。
中国からの”軍事的”圧力が強まり、頼りのアメリカは自国第1主義に走り本当に”アテ”になるかわからない中で、それ以外の国々へと呼びかける意図がありそうです。
ニュースとしてバリューあるのはわかりますが。一面トップに持ってきたのは単純に日経が単独インタビューを獲得できたからでしょう。
台湾総統が主張したことってなに?なんでバリューがあるの?日本にはどう関わりそう?などを以下でお話していきます。