5月29日（木）医師の宿直、掛け持ち解禁

医師の宿直、掛け持ち解禁

厚労省調整、人手不足に対応

今日は医師の規制緩和について。

宿直医師の人手が足りないことから規制を緩和して一人で複数の病院を対応できるような案が検討されている。

• 宿直医師の規制緩和

• 医師の働き方改革

• 根本的解決にはならない

• 絶対数の不足、地域・診療科での偏在が医師に関する主な問題

• 複数病院見れるようにすることで対応できるような規制緩和が検討されている

• 責任分担をどうするかなどの課題が残る

「医師」に関する話題は

• 医師の絶対数の不足

• 地域での偏在

• 診療科での偏重

の3つが主で、今回のケースはその3つすべてが絡む事例。

医師数の不足は医学部の定員削減に端を発しています。

昔、「医者は多すぎる」って言われてた時期があったんですよね。

地域と診療科はなんとなくイメージつくと思いますが、地方や過疎地の医師不在、また診療科では美容外科や整形外科に偏っていると言われています。

これらの要因により「地方」での医師不足、また特定の診療科での医師不足が問題になっています。

その対応策の一つとして出てきたのが「掛け持ち」案。

はっきり言って場当たり的でしかないのですがそれくらい追い込まれている、逼迫していることの証左かなとも。

以下、今回の規制緩和の内容や想定される問題などを考えていきたいと思います。