5月28日(水)M&A「のれん」償却不要 企業会計、国際水準に
規制改革会議 新興の成長後押し
ニブイチ
2025.05.28
サポートメンバー限定
📰今日のニュース
今日はM&Aの会計基準について。
💹マーケット

☝️一面のワケ
M&Aが企業の成長戦略になると判断し、会計方法を国際基準に合わせることでの後押しを狙う。
📚目次
-
のれんとは
-
会計基準変更の意味
-
国際基準に合わせればよいのか
🪅ポイント
-
「のれん」とは買収される企業のブランド力などの無形資産の価値
-
のれんに対しての扱いが日本の基準と国際基準で違っていた
-
国際基準に合わせM&Aを行いやすくする案が議論されている
🎹イントロ
以下でも書きますがいわゆる企業買収であるM&Aが日本でも活発になってきています。
企業買収の目標は色々あり、買収する方は市場シェアの拡大や技術の獲得、特定の地域の進出などがあります。
逆に買われる側はニュースとして取り上げられやすいのは後継者不足による事業承継、事業を売却してしまうことでの資金の確保(いわゆる出口/イグジット)、ブランド力や信頼性の向上などがあげられます。
ここ最近での最も大きいM&A関連ニュースはカナダのコンビニチェーン、アリマンタシォン・クシュタールによるセブン&アイホールディングスの買収騒動。
日本でもさらにM&Aを活発に行えるようにする必要があるよねということで会計基準の変更が議論の俎上にあがりました。
具体的に何を変えようとしているのか、それによりどんな変化があるのかを以下で見ていきます。